Title

AKABANE-Ⅱ-

本作品は実際に赤羽の街を取材し、そこで出会った人々の営みをノスタルジックなタッチと鮮やかな色彩で描き上げた。
千円でべろべろに酔える商店街、通称センベロは多くの若者やサラリーマンたちでいつも賑わっている。提灯が灯る店先からは楽しそうな話し声と香ばしい匂いが漂う。ビニールで覆われた店の入口付近で、こたつに足を突っ込みながら冷えたビールを片手に顔を赤くする。皆ここで語らい、明日への気力を蓄えているのだろう。